大国への道

国際情勢や時事問題の分析。メディアの虚偽・ねつ造報道を正す。

参院選を経て 懸念と希望

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”懸念の自民、希望のN国”

 

 

本日、参院選の結果が出そろいました。

 

メディアでは、改憲勢力が3分の2に

到達するかどうかが注目されていました。

 

そもそも日本国憲法は、

外国人の素人が作った作文で、

解釈次第で核武装ができたりできなかったりする

めちゃくちゃなものです。

 

改正するほどの価値はありません。

 

どのみち、

現時点での各党の改憲案では、

改悪になる可能性が高いため、

いじらないほうが賢明です。

 

問題は、安倍政権が、

韓国に対して毅然とした

外交を行ったことが国民に評価され、

増税の低評価をうち消してしまったことです。

 

消費税増税をしておきながら、

自民党の支持率が下がらなかったことで、

自民党は「増税が理解された」と

参院選後に発言しています。

 

このままいくと、財務省主導の

更なる増税を実施することも懸念されます。

 

それはなんとしても避けなければいけません。

 

私は安倍外交は評価しています。

 

国際的な外交の場で、

リーダーシップがとれる

日本の総理大臣は稀です。

 

今の安倍政権の代わりがいないのも確かです。

 

しかし、野党よりましという理由だけで、

結果的には国民は増税を容認してしまいました。

 

このことが、

本当に日本にとって良いことでしょうか。

 

こうなる原因は、野党が弱すぎることです。

 

野党は、本音では政権交代する気がないのです。

 

口先だけの消費税反対ということが、

国民にも、ばれ始めています。

 

そんな暗雲立ち込める中、

ある政党が政党要件を満たし、

議席を獲得しました。

 

いわゆる諸派の扱いを受けていた

NHKから国民を守る党」です。

 

選挙事務所もなく、チラシもほとんど作らず、

youtubeの収入と、党員からの借金のみで、

国会議員が生まれました。

 

N国党代表の立花氏の発言を借りると、

「歴史が変わった」 瞬間といえます。 

 

スキャンダルを恐れてか、

今まで誰もこのNHKという領域に

踏み込む政治家はいませんでしたから、

まずはその勇気を称えたいと思います。

 

N国のユニークな点は、政策にも表れています。

 

NHK以外の問題に対しては、

その都度、インターネットを利用した

党員の投票によって、賛否を決定します。

 

つまり、国民(党員)の意見をそのまま

国政に反映する政党といえます。

 

党首や立候補者もその例に漏れず、

党員の投票で決まりますので、

実質的には、党内で行われる

予備選挙です。

 

これらのシステムは、

党員が100万人を超えた場合に

実施し、システムが完成するまでの決議全ては

棄権するという徹底ぶり。

 

とにかく今までにないような、

新しい政党です。

 

これから行われる選挙では、

諸派ではなく「N国党」の表記となりますので、

知名度も飛躍的に伸びるでしょう。

 

自民党も野党もダメ、そんなときの

選択肢としても考えられます。

 

スクランブル放送を実現できるのか。

NHKをぶっこわせるのか。

注目です。